試験の日が迫ってくると、なんとなく不安になる気持ちはよくわかります。
「当日忘れ物をしたらどうしよう」とか「試験までの流れが曖昧で不安だな」と思うのは、誰にでもあるのではないでしょうか。
でも大丈夫です。
本記事ではITパスポート試験当日に必要な持ち物と試験までの流れを詳しく解説していきます。
この記事を書いている私は、ITパスポート試験に2ヶ月の勉強で合格しています。
試験結果はこちらです。
あまり自慢できる点数ではありませんが、合格しました。
結論、ITパスポート試験当日は絶対に必要な持ち物と、任意で机上に置ける持ち物があります。
特に絶対に必要な持ち物の中には、忘れると受験ができないものもあるので注意。任意で机上に置ける持ち物も、人によっては必須かもしれません。
記事の内容をご覧ください。
記事の内容
- 絶対に必要な持ち物
- 任意で机上に置ける持ち物
- あると安心な持ち物
- 試験当日の流れ
- 試験当日に注意すること
上記のとおりです。
この記事を読めば試験当日の不安も解消されるはずなので、ぜひ最後までご覧ください。
Contents
ITパスポート試験の詳細
項目 内容 試験時間 120分 出題数 小問:100問(*1) 出題形式 四肢択一式 出題分野 ストラテジ系(経営全般):35問程度
マネジメント系(IT管理):20問程度
テクノロジ系(IT技術):45問程度合格基準 総合評価点600点以上であり、かつ分野別評価点もそれぞれ300点以上であること 総合評価点
600点以上/1,000点(総合評価の満点)分野別評価点
ストラテジ系 300点以上/1,000点(分野別評価の満点)
マネジメント系 300点以上/1,000点(分野別評価の満点)
テクノロジ系 300点以上/1,000点(分野別評価の満点)試験方式 CBT(Computer Based Testing)方式(*2)
受験者はコンピュータに表示された試験問題に対して、マウスやキーボードを用いて解答します。採点方式 IRT(Item Response Theory:項目応答理論)に基づいて解答結果から評価点を算出します。 (*1)総合評価は92問、分野別評価はストラテジ系32問、マネジメント系18問、テクノロジ系42問で行います。
残りの8問は今後出題する問題を評価するために使われます。
(*2)身体の不自由等によりCBT方式で受験できない方のために、春期(4月)と秋期(10月)の年2回、筆記による方式の試験を実施します。詳しくはこちらをご覧ください。
CBT方式のイメージ
試験本番に向けて、CBT方式のイメージも確認しておきましょう。
ITパスポートの参考書、「いちばんやさしいITパスポート」にはCBT方式で試験とほぼ同様の疑似体験ができるデータがついてきます。
実際の画面はこちら。
このような画面で受験者番号、利用者ID、確認コードを入力します。
※疑似体験では入力は不要
なお、問題の画面は以下のようなイメージです。
いかがでしょうか。
少し本番のイメージが湧いたかと思います。
いちばんやさしいITパスポートは参考書としても使いやすいうえに、CBT方式の疑似体験もできるのでかなりおすすめです。
試験結果のイメージ
ITパスポート試験は終了時間になるか、自ら試験終了のボタンを押すとその場で試験結果の採点が行われます。
こちらも「いちばんやさしいITパスポート」についてくる疑似体験で確認できます。
以下をご覧ください。
※1問も解答しないで試験終了ボタンを押したので0点ですが、このあたりは気にしないでください。
画像のように、総合評価点と各分野の得点が表示されます。
ITパスポートの合格基準は総合評価点が600点以上かつ各分野が300点以上と決まっているので、試験終了の時点でほぼ合否がわかります。
ITパスポート試験当日に必要な持ち物
それでは、ITパスポート試験当日に必要な持ち物を確認していきましょう。
以下の3項目に分けて解説します。
持ち物の項目
- 絶対に必要な持ち物
- 任意で机上に置ける持ち物
- あると安心な持ち物
それぞれご覧ください。
絶対に必要な持ち物
絶対に必要な物は以下の3つです。
必要な持ち物
- 確認票
- 顔写真つきの本人確認書類(有効期限内)
- 机上に置ける物以外を収納するカバン
上記の持ち物について1つずつ解説していきます。
1:確認票
確認票には受験番号、利用者ID、確認コードが記載されていて、試験前に受験者情報として入力する必要があります。
なので、忘れずに持参しましょう。
もし確認票を印刷できない場合は、受験番号、利用者ID、確認コードの3つを控えたメモなどを用意すれば大丈夫です。
2:顔写真つきの本人確認書類(有効期限内)
以下のうちから1点用意すればOKです。
- パスポート
- 運転免許証(仮運転免許証でもOK)
- 住民基本台帳カード(顔写真つき)、マイナンバーカード(顔写真つき)
- 特別永住者証明書、在留カード
- 身体障碍者手帳(顔写真つき)
- 社員証※
- 学生証(顔写真つき)※
※6,7については条件あり。また、上記以外のものを利用される方はコールセンターに問い合わせましょう。
詳細はITパスポート試験公式サイトの受験案内をご覧ください。
3:机上に置ける物以外を収納するカバン
ITパスポート試験はカバンもほぼ必須な持ち物です。
なぜなら、試験本番では机上に置ける持ち物は限られているからです。
机上に置けない持ち物はロッカーにしまうことになります。なので、それらを収納するカバンは持参しておきましょう。
任意で机上に置ける持ち物
ITパスポート試験時に机上に置ける持ち物は以下の6つです。
机上に置ける持ち物
- ハンカチ
- ポケットティッシュ
- 目薬
- 確認票
- 受験者注意説明書(会場で配布される)
- メモ用紙・シャーペン(会場で用意してもらえる)
ハンカチ、ポケットティッシュ、目薬は鼻炎持ちやアレルギー体質の方、目が疲れやすい方は必須な持ち物だと思います。
確認票(もしくは受験番号、利用者ID、確認コードの3つを控えたメモ)は受付で必須な持ち物なので、自分で用意しているはずです。
受験者注意説明書とメモ用紙・シャーペンのセットは会場で用意してもらえます。
注意ポイント
なお、財布、スマホ、腕時計、参考書、電卓などは置けないので注意。前述したとおり、カバンに入れてロッカーにしまっておきましょう。
あると安心な持ち物
私は、絶対に必要な持ち物や机上に置ける持ち物以外に、以下の2点も持参しました。
あると安心な持ち物
- 参考書
- 自分でまとめたノート
参考書と自分なりに要点をまとめたノートなどを持っていれば、試験前に少し勉強できるので安心だと思います。
ちなみに私は試験会場では何もせずに開始を待っていましたが、駐車場の車の中で目を通しておきました。
私が使用していた参考書は先ほどもご紹介した「いちばんやさしいITパスポート」。
自分なりにまとめたノートはこれです。
試験前に確認することで1問でも拾える可能性があります。なので、少しでも勉強できるものを持っていくことをおすすめします。
なお、いちばんやさしいITパスポートの口コミは以下の記事でご紹介しています。
いちばんやさしいITパスポートの口コミと勉強法【参考書はこれ1冊あればOKです】
ITパスポートの参考書を選んでいます。今気になっているのは「いちばんやさしいITパスポート」だけど、実際の評判はどうなの?購入した人の口コミを教えて! 「いちばんやさしいITパスポート」 ...
続きを見る
ITパスポート試験当日の流れ
ITパスポート試験は、持ち物だけでなく当日の流れも確認しておくと安心ですよね。
流れは以下の8ステップです。
- 試験会場へ入館
- 受付(本人確認)
- 待機
- 座席案内
- 受験者端末ログイン
- 試験開始
- 試験結果確認
- 退館
それではご覧ください。
1:試験会場へ入館
受付は試験開始30分前から可能です。余裕をもって会場に足を運びましょう。
↓
2:受付(本人確認)
受付で確認票、本人確認に必要な書類を提示しましょう。受付後はロッカーの鍵を渡されます。
↓
3:待機
座席を案内されるまで待機します。
この時間は参考書を読んでいてもいいですし、何もせず心を落ち着かせて待っていても構いません。
↓
4:座席案内
時間になったら試験室への入室を案内されます。もし参考書など机上に置けない物をまだ持っていたら、ロッカーにしまってから入室しましょう。
↓
5:受験者端末にログイン
受験番号、利用者ID、確認コードを入力し、ログイン。操作説明の確認もしておきましょう。
↓
6:試験開始
時刻になったら試験が開始されます。なお、試験中のメモは用意されているメモ用紙とシャーペンを使用可能です。
↓
7:試験結果確認
試験終了時間になると操作ができなくなり、自動的に採点が行われ、試験結果が表示されます。緊張の一瞬です。
ちなみに早めに終わったら途中退出して帰宅することも可能です。試験終了ボタンを押して挙手し、試験監督員に伝えましょう。
↓
8:退館
忘れ物がないように退館しましょう。もし忘れ物をしてしまったら試験会場にて1週間は保管されます。それ以降は処分されてしまうので注意です。
ITパスポート試験当日に注意すること
以下のような場合は受験ができなくなるので注意しましょう。
■本人確認に必要な書類(コピー不可、有効期限内のものに限る)を提示できない場合
■申込みをした受験者本人以外の方である場合
■正しい受験番号、利用者ID、確認コードを入力できない場合
■申込みをした試験日時、試験会場でない場合
■受験者端末でログイン後、同意事項に同意いただけない場合出典元:ITパスポート試験 受験案内
ITパスポート試験に合格するためのコツ
もし、これからITパスポートの勉強を始める、もしくは現在進行形で勉強をしているようであれば、以下の記事もご覧ください。
私の経験をもとに、勉強と合格のためのコツを解説しています。
ITパスポートの勉強と合格のコツ。知識なしでも2ヶ月で合格した実際のスケジュールもご紹介!
ITパスポートを勉強中だけど、難しすぎて困っています。勉強方法や合格するコツを教えてください! ITの知識がまったくない人にとって、ITパスポートは聞き慣れない用語も多く、勉強の仕方に困 ...
続きを見る
※ITパスポートはオンライン通信講座でも学べます。「これから勉強を始めたいけど時間の確保が難しい」という方であればチェックしてみてはいかがでしょうか。
ITパスポート試験当日の持ち物・流れのまとめ
ITパスポート試験当日に絶対に必要な持ち物は以下の3つです。
必要な持ち物
- 確認票
- 顔写真つきの本人確認書類(有効期限内)
- 机上に置ける物以外を収納するカバン
任意で机上に置ける持ち物は以下の6つとなります。
机上に置ける持ち物
- ハンカチ
- ポケットティッシュ
- 目薬
- 確認票
- 受験者注意説明書(会場で配布される)
- メモ用紙・シャーペン(会場で用意してもらえる)
あると安心な持ち物は以下2つ。
あると安心な持ち物
- 参考書
- 自分でまとめたノート
試験当日の流れは以下の8ステップです。
- 試験会場へ入館
- 受付(本人確認)
- 待機
- 座席案内
- 受験者端末ログイン
- 試験開始
- 試験結果確認
- 退館
参考にしていただき、試験当日の持ち物は完璧にしておきましょう。
試験当日の不安を少しでも解消できたでしょうか?
もしこれから勉強を始める、もしくは現在進行形で勉強中であれば以下の記事も参考にどうぞ!
ITパスポートの勉強と合格のコツ。知識なしでも2ヶ月で合格した実際のスケジュールもご紹介!
ITパスポートを勉強中だけど、難しすぎて困っています。勉強方法や合格するコツを教えてください! ITの知識がまったくない人にとって、ITパスポートは聞き慣れない用語も多く、勉強の仕方に困 ...
続きを見る
それでは本記事は以上となります。
当日は緊張するかと思いますが、とにかく冷静に問題を読むことが重要です。
心を落ち着かせてがんばってください!
【関連記事】
ITパスポートの勉強と合格のコツ【知識なしでも2ヶ月で合格しました】