ブログ初心者のうちは、キーワード選定の重要性がわからないのは仕方のないことだと思います。
私も最初は「ブログなんて記事書いておけばOKなんでしょ?」と軽い気持ちでいました。
しかし、キーワード選定はブログにおいてもっとも重要だと言っても過言ではありません。
なぜなら、キーワード選定をしないとブログにアクセスが集まらないからです。
不安を煽るようで申し訳ないですが、ご安心ください。
本記事ではブログ歴3年の私が実践しているキーワード選定の手順を解説します。
私は以下の7ステップを踏んでキーワード選定をしています。
キーワード選定から競合調査まで
- ビッグキーワードを決める
- ビッグキーワードの関連キーワードを洗い出す
- ビッグキーワードのDAを調査
- 関連キーワードを保存~書くキーワードを選択
- allintitle:でキーワードの競合調査
- 上位3サイトを調査
- 上位10サイトを調査
詳細は記事本編にて。
なお、記事の後半は選定したキーワードを活かして記事を書く手順も解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。
この記事を読めば、ブログ初心者でもキーワード選定から記事作成までの手順を覚え、アクセスを集められる記事が書けるようになります。
Contents
ブログにおいてキーワード選定が重要な理由
ブログはキーワード選定が最重要といっても過言ではありません。
冒頭でも触れましたが、キーワード選定をしないとブログにアクセスが集まらないからです。
✓ユーザーは以下の手順でブログにアクセスをします
- 何らかの悩みを抱える
- 悩みをもとに検索エンジンにキーワードを入力
- 検索結果から記事を選ぶ
- 記事にアクセス
このように、ユーザーは悩みを解決するために検索エンジンにキーワードを入力します。
✓サイトにアクセスを集める流れを見てみましょう
- キーワード選定をする
- ユーザーの悩みを想定する
- 悩みを解決する記事を書く
- 検索エンジンで上位表示される
キーワード選定をするとユーザーの悩みが大体わかるので、その悩みを解決できる記事を書きます。
上位表示された記事は優先的に読まれるため、自然とブログにアクセスが集まります。
よって、ブログにアクセスを集めるにはキーワード選定をしていることが前提なのです。
✓補足
なお、上位表示とは検索結果1ページ目のことを指します。
わざわざ2ページ目以降の記事にアクセスをするユーザーは少ないので、ブログは1ページ目、むしろ1位を狙うのが基本です。
ブログ初心者にありがちなキーワード選定の失敗例
ここではブログ初心者によくあるキーワード選定の失敗例について解説します。
これを頭に入れておかないと、いくら記事を書いてもアクセスが集まらないので、しっかりと確認しておきましょう。
キーワード選定の失敗例は以下の3点です。
キーワード選定の失敗例
- 検索需要がない
- 競合が強い
- 複数のキーワードを狙う
順番に解説していきます。
1.検索需要がない
検索需要のないキーワードで記事を書くという失敗はブログ初心者にありがちです。
仮に需要のないキーワードで上位表示できたとしても、検索するユーザーがいないのでアクセスが集まることはありません。
例えば、キーワードプランナーというツールで、「きょん カッコイイ」というキーワードの月間平均検索ボリュームを調べてみましょう。
下記の画像のとおり、検索ボリュームがありません。つまり、需要がないということです。
なので、なんとなく「このキーワードは需要がありそうだな」という感覚で記事を書くのは危険です。
キーワードプランナーの詳細はブログのキーワード選定に必要なツール5つでご紹介します。
2.競合が強い
検索エンジンのアルゴリズムは、E-A-Tが重要視される傾向にあります。
E-A-Tとは?
- Expertise(専門性)
- Authoritativeness(権威性)
- Trustworthiness(信頼性)
専門性・権威性・信頼性が担保されているサイトは主に企業サイトであることがほとんど。なので、企業サイトは優先的に上位表示されるケースが多いです。
特に月間平均検索ボリュームが多い人気キーワードは競合が強く、企業サイトがほぼ独占しています。
例えば「転職サイト おすすめ」というキーワードは検索ボリュームが1万~10万。検索結果を見ても1ページ目は企業サイトだらけのはず。
なので、ブログ初心者のうちからしっかりと競合調査を行い、個人ブログでも上位表示を狙えるキーワードを選定しましょう。
3.複数のキーワードを狙う
初心者のうちは複数のキーワードを狙いがち。ブログは1記事に1キーワードが基本です。
なぜなら、キーワードが複数あると情報過多となってしまい、結局何について書いてあるのかわからなくなってしまうから。
1キーワードとは?
1キーワードとは1語のことだけではないので注意。
「転職」もキーワードですが、「転職 営業」といったように2語以上でつなげたキーワードも1キーワードとします。
例えば、以下のように2つのキーワードを狙うとします。
- 転職サイト おすすめ:検索ボリューム1万~10万
- 転職活動 やり方:検索ボリューム100~1000
「この2つのキーワードを狙えば2キーワード分の検索数を獲得できる!」と思ったらそれは間違いです。
おそらく、どちらのキーワードでも上位表示はされません。
転職サイトのおすすめを紹介した後に転職活動のやり方まで解説する記事となると、かなり長い記事になるだけでなく、何について詳しく書かれている記事なのかがわからないですよね。
なので、ブログ初心者のうちから1記事で1キーワードを意識しましょう。
情報を増やしたいなら別々に記事を書いて内部リンクで繋げればOKです。
ブログのキーワード選定に必要なツール5つ
ブログ初心者であれば、まずはキーワード選定に必要なツールを揃えておきましょう。
キーワード選定に必要なツール
- キーワードプランナー
- ラッコキーワード
- MozBar
- Googleの検索エンジン
- マインドマップ
すべて無料プランで十分です。
順番にご覧ください。
1.キーワードプランナー
キーワードプランナーは、キーワードの月間平均検索ボリュームを調べるためのツールです。
簡単に使い方を解説します。キーワードプランナーの画面を見てみましょう。
まず、検索のボリュームと予測のデータを確認するをクリックしてみます。
入力欄に「ブログ 記事 書き方」というキーワードを入力して、開始するボタンをクリックします。
すると「ブログ 記事 書き方」の月間平均検索ボリュームが100~1000であることがわかります。
月間平均検索ボリュームを調べることで検索需要がわかるので、そのキーワードで記事を書くべきかどうかの判断材料になります。
なので、キーワードプランナーの導入は必須。
導入の方法は少しややこしいので、以下の記事を参考にしてみてください。
【2022年版】Googleキーワードプランナーの無料利用方法と正しい使い方を、初心者にもわかりやすく解説!!
2.ラッコキーワード
ラッコキーワードは、選定したキーワードと関連するキーワードを洗い出すためのツールです。
例えばサイトを「ブログ」というキーワードで上位表示させたい場合、「ブログ」の関連キーワードを網羅するのがもっとも効果的です。
なぜなら関連キーワードを網羅すると、検索エンジンがどのサイトよりも「ブログ」について詳しいと評価するからです。
では、使い方を解説していきます。
ラッコキーワードの画面を見ていきましょう。検索窓に「ブログ」と入力してみます。
すると、「ブログ」に関連するキーワードが洗い出せます。
洗い出したキーワードで記事を量産することで、検索エンジンからの評価が高まります。
とはいえ、適当に書いた記事だと100記事量産しても評価はされないですし、検索需要のないキーワードはアクセスが集まらないので注意。
ラッコキーワードはブックマークしておけばいつでも使えます。以下からどうぞ。
3.MozBar
MozBarとは、競合サイトを調査するためのツールです。
※こちらはGoogle Chrome(ブラウザ)の拡張機能なので、導入するにはGoogle Chromeが必要。
MozBarを導入すれば数値を見るだけでサイトの強さやページの強さがわかるので、選定したキーワードで上位表示できるかどうかの判断材料になります。
- PA:ページの強さ
- DA:サイトの強さ
私が主に見ている数値はDA(ドメインオーソリティ)です。
例えば、Googleの検索エンジンで「ブログ 記事 書き方」と検索してみましょう。
赤丸で囲んだ数値がDAの数値が高いほど強いサイトを意味します。競合サイトが強すぎると上位表示はかなり厳しいです。
注意ポイント
とはいえ、MozBarの数値はGoogleが正式に決めた数値ではないので、あくまで目安。DAだけに縛られないように気をつけましょう。
詳しい導入方法やMozBarの機能については以下の記事が参考になります。
MozBarの導入方法と使い方を画像付きで解説【無料の競合調査ツール】
4.Googleの検索エンジン
キーワード選定において競合調査は必須。
また、競合調査では検索エンジンに直接キーワードを入力する機会が多くなります。
この時、必ずGoogleの検索エンジンを使用しましょう。
なぜならユーザーにもっともシェアされている検索エンジンはGoogleだからです。
例えばMicrosoft EdgeのBingも有名な検索エンジンですが、ユーザーの利用率は低め。
なので、Bingで上位表示ができてもアクセスは少ないです。
ブログはGoogleでいかに上位表示できるかがカギなので、競合調査をするならGoogleの検索エンジンを利用するべきなのです。
なお、検索エンジンのシェア率については以下の記事に詳しく書かれています。
【2022年最新版】世界の検索エンジンランキングTOP10を発表
5.マインドマップ
マインドマップとは、頭で考えていることを視覚化して表現するツールです。
用途は人それぞれですが、私は以下のように使用しています。
- 上位サイトの見出しをまとめる
- 上位サイトに含まれている要素をまとめる
- 記事構成をつくる
このあたりをマインドマップにまとめておくと、記事作成までが非常に楽になります。
ちなみに私が使用しているのはXMindというツール。
無料版でも十分ですし、使い方もシンプルなのでおすすめです。
ブログ初心者でもできるキーワード選定から競合調査までの手順7ステップ
それではキーワード選定から競合調査までの手順を解説していきます。
キーワード選定から競合調査まで
- ビッグキーワードを決める
- ビッグキーワードの関連キーワードを洗い出す
- ビッグキーワードのDAを調査
- 関連キーワードを保存~書くキーワードを選択
- allintitle:でキーワードの競合調査
- 上位3サイトを調査
- 上位10サイトを調査
7ステップもあると少し大変ですが、ブログはここがもっとも重要な作業です。
ステップ1から順にご覧ください。
ステップ1:ビッグキーワードを決める
まずはビッグキーワードを決めましょう。
ビッグキーワードとは?
月間平均検索ボリュームが多いキーワードのこと。
ビッグキーワードは需要がなければ意味がないので、最低でも1000~1万以上のものが望ましいです。
なお、ビッグキーワードの選び方は自分のブログを何に特化したブログにするかで決めればOK。
たとえば家具に特化したブログにするなら、ビッグキーワードを「家具」か「家具 おすすめ」にします。
今回は2語キーワードの「家具 おすすめ」にしてキーワードプランナーで調べてみました。
「検索ボリュームと予測のデータを確認する」をクリックします。
「家具 おすすめ」と入力し、「開始」をクリック。
すると月間検索ボリュームが1000~1万なので、需要のあるキーワードだということがわかります。
注意ポイント
月間平均検索ボリュームが1000以下だと需要のあるジャンルとはいえないので、違うビッグキーワードを考えなおしましょう。
ビッグキーワードが決まったら次の項目へ。
※今回の「家具 おすすめ」はあくまで本記事の解説用に選んだキーワードです。
実際は競合が非常に強いキーワードなので、初心者の方は真似せず他のキーワードを探すことをおすすめします。
ステップ2:ビッグキーワードの関連キーワードを洗い出す
ビッグキーワードの関連キーワードを洗い出すには、ラッコキーワードを使います。
今回は「家具 おすすめ」を入力。
すると、Googleサジェストとよばれる複合キーワードをずらっと洗い出すことができました。
ここで注目してほしいのが、Googleサジェストのとなりに赤文字で書いてある「HIT」の数。
「HIT」は関連キーワードの数でして、200以上はほしいです。なぜなら「HIT」の数が少ないと書く記事が少なくなってしまうからです。
関連キーワードを網羅すると、検索エンジンに評価されやすくなります。
また、関連キーワードが多ければ記事を書くネタにも困りません。
なので、競合サイトに勝つためにまずは「HIT」の数をチェックしておきましょう。
※このステップで開いたラッコキーワードの画面は残しておいてください。
ステップ3:ビッグキーワードのDAを調査
Google Chromeの拡張機能、MozBarでビッグキーワードのDAを調査します。
「家具 おすすめ」で検索。
DA40以下のサイトがいくつあるかを調査します。
赤丸で囲んだ数値ですね。このサイトはDA35なのでOKです。
このように、DA40以下が検索上位10サイト中4つか5つくらいあれば、そのビッグキーワードに特化したジャンルのブログを作ります。
3つ以下だと強いサイトが多いので、2語キーワードにするか、ステップ1に戻ってビッグキーワードをずらして考え直します。
キーワードをずらすとは?
「家具 おすすめ」のキーワードを「ソファー おすすめ」といったように少し路線を変えるイメージ。
ユーザーが求めているものは類似しているけど、競合が少ないキーワードを選ぶ手法を「ずらし」といいます。
※今回の「家具 おすすめ」は競合が強いですが、解説用のためこのまま続けます。
ステップ4:関連キーワードを保存~書くキーワードを選択
先ほどラッコキーワードで「家具 おすすめ」を入力した画面に戻ります。
右上あたりにある「全キーワードコピー」をクリック。
キーワードプランナーを開き、「検索ボリュームと予測のデータを確認する」をクリック。
ラッコキーワードでコピーしたキーワードを貼り付け、「開始する」をクリック。
右上の下矢印をクリック。
「過去のプラン指標」の.CSVをダウンロードします。
すると「家具 おすすめ」の関連キーワードと検索ボリュームをエクセルで保存できます。
私はいつも下記の画像のようにテーブルを挿入しています。
赤丸で囲んだ数値が月間平均検索ボリュームです。
なお、エクセルだと以下のように表記が変わることがあります。
- 1000~1万→5000
- 100~1000→500
- 10~100→50
エクセルで関連キーワードをまとめたら、さらに100~1000のキーワードの競合調査をしていきます。
理由は、100~1000のキーワードであれば勝負しやすい穴場キーワードがあり、かつ上位表示したときにある程度のアクセスが期待できるから。
※実際は「家具 おすすめ」の100~1000キーワードは競合が強く上位表示が難しいので注意。
ステップ5:allintitle:でキーワードの競合調査
検索エンジンにて、キーワードの手前にallintitle:を入力すると、記事タイトルにキーワードが含まれているものだけが検索結果に表示されます。
今回は「家具 おすすめ」の関連キーワードである「allintitle:1人暮らし 家具 おすすめ」で検索してみました。
※こちらのキーワードの検索ボリュームは10~100です。本来は100~1000のキーワードから調べてみてください。
すると左上に9件と表示されていることがわかります。
つまり、このキーワードは競合が比較的少なく、戦いやすい可能性があります。
なぜなら、運営者は記事を書く場合、タイトルに狙ったキーワードを必ず入れるからです。
なので、今回の例でいうと「1人暮らし 家具 おすすめ」というキーワードを狙って書いた記事は実質9件だけ存在するということになります。
ステップ6:上位3サイトを調査
allintitle:で100件以下の条件が達成できていれば、実際に上位3サイトにアクセスしてみます。
理由は、自分が1位を取れる可能性があるかどうかを調べるためです。
ブログにアクセスを集めるなら1位が理想。というのも、1位のクリック率がダントツで高いからです。
詳しくは以下の記事が参考になります。
【2021年最新】検索順位別クリック率!1位~10位のCTRは?
上位3サイトでチェックすべきポイントは、3サイト中1つでも個人ブログがあるかどうか。
個人ブログかどうかを調べる方法は、「運営者情報」や「プロフィール」を見るとわかりやすいです。
稀にどちらもないサイトがありますが、その場合は個人ブログ扱いでOK。
ステップ7:上位10サイトを調査
厳密には、上記で調査した3サイト以降です。
こちらを調査する理由は、上位表示できる可能性をより正確に把握するためです。
検索エンジンは企業サイトを優先的に上位表示している傾向にあるので、個人ブログが戦えるキーワードかどうかを慎重に調べています。
チェックポイントは、10サイト中いくつ個人ブログがあるか。目安としては4~5サイトあれば勝負です。
以上でキーワード選定から競合調査までのステップは終了です。
ブログ初心者でもできる記事を書くまでの手順5ステップ
次は、ブログ初心者でもできる記事を書くまでの手順を解説します。
キーワード選定から競合調査までができたら、記事構成を作り、ライティングに入ります。
手順は以下の5ステップです。
記事執筆までの手順
- 上位にある見出しをまとめる
- 上位にある要素をまとめる
- 記事構成をつくる
- 見出しごとに軽くライティング
- .WordPressにライティング
それではご覧ください。
ステップ1:上位にある見出しをまとめる
まずは上位表示されている競合サイトの見出しをまとめます。
これをやる理由は、見出しは記事にどのような要素が書かれているかがわかる貴重な情報源だからです。
たとえば「1人暮らし 家具 おすすめ」というキーワードの上位記事に、おすすめのソファーを紹介している見出しが多くあれば、「おすすめのソファー」という要素は上位表示に必須ということがわかります。
上位の見出しを調査する方法は、ラッコキーワードの見出し抽出ツールを使います。
「1人暮らし 家具 おすすすめ」を入力し、見出し抽出をクリックします。
右上にある「CSVダウンロード」をクリック。
データはどちらでもOKですが、私は「シンプル版」でダウンロードしています。
上位20位の見出しをエクセルでまとめることができました。左から順に1位~20位となっています。
これらを1つずつコピーし、マインドマップに貼り付けます。
ただし、検索結果1ページ目に表示される10位までの記事でOK。
下の画像のように1つずつコピー。
注意ポイント
画像には写っていませんが、下にスクロールすると「関連記事」や「最近の投稿」など記事とは関係ない見出しもあります。それらはコピー範囲に含めなくて大丈夫です。
マインドマップを開きます。
まずは中心トピックに「1人暮らし 家具 おすすめ」と入力しておきます。
次に中心トピックからサブトピックを出して、先ほどコピーした見出しを貼り付けます。
今回は5記事ほど貼り付けてみました。
文字が小さくて申し訳ないですが、わかりやすいように表示倍率を変えました。
ステップ2:上位にある要素をまとめる
見出しをまとめたら、次は上位にある要素をまとめていきましょう。
これをやることによって、上位表示させるために必須な要素がわかります。
まずはサブトピックを出して、上位にある要素という項目を作りましょう。
見出しを見ながら一つひとつまとめていきます。
この時、内容が重複している見出しは横に個数を入れておくのがポイント。
これが4~5個あるものは上位表示に必須な要素です。
ステップ3:記事構成を作る
上位にある要素をまとめた時点で、記事構成を作ります。
また新たにサブトピックを出して、記事構成という項目を作りましょう。
次に、ユーザーの悩み、結論、理由、具体例、潜在ニーズという項目を作り、この記事でどのようにユーザーの悩みを解決するかをある程度考えておきます。
ちなみに潜在ニーズとは、ユーザー自身には自覚はないけど潜在的に欲している情報のことです。
上位にある要素にプラスして独自の要素を加えながら、自分が想定したユーザーの悩みの解決と潜在ニーズを満たせるように記事構成を考えます。
あくまで本記事用に作った例ですが、これで記事構成は完成です。
ステップ4:見出しごとに軽くライティング
見出しごとに軽くライティングをしますが、この時点では丁寧に書く必要はありません。
理由は、WordPressに清書するときと合わせて2重チェックができるので、最終的に丁寧に仕上げることができるからです。
ライティングのコツはPREP法(プレップ法)を意識すること。
PREP法とは?
Point :結論
Reason :理由
Example:具体例
Point :結論
文章を書く際、この順序を守るだけで、論理的かつ説得力のある文章が書けるようになります。
以下のように、トピックを派生させながらPREP法を意識してライティングしてみてください。
ステップ5:WordPressにライティング
これにてキーワード選定から記事を書くまでの手順を終了です。
あとはWordPressに直接ライティングしていきましょう。
なお、マインドマップで見出しをコピーし、WordPressに貼り付けると作業が楽なのでおすすめです。
マインドマップで見出しをコピー。
WordPressに貼り付け。
貼り付けながら、文章を調整していきましょう。
最後にまとめ→リード文→タイトル→メタディスクリプションを書いたら完成です。
ブログのキーワード選定と一緒に学びたいテクニック
検索エンジンに評価され、ユーザーに読まれる記事を書くには、キーワード選定以外にも必要なテクニックがあります。
それは以下の2つです。
ブログに必要なテクニック
- Webライティング
- SEO
それぞれご覧ください。
Webライティング
Webライティングは記事数をこなすことも重要ですが、テクニックをしっかり学んでおくと成長も早いですよ。
いくらユーザーの悩みを解決できる情報が書かれていても、説明が下手だったり読みにくかったりしたら、ユーザーはすぐにその記事から離脱してしまいます。
Webライティングスキルは以下の記事を参考にどうぞ。
ブログのライティングスキルが上がる「記事構成の型」と「見やすく」する方法【初心者必読】
ブログを始めたばかりの初心者ですが、記事を書くのが大変で悩んでいます。ブログのライティングスキルを身に付けるにはどうしたらいいの? ブログのライティングスキルを上げたい初心者向けの記事で ...
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SEO
SEOとは Search Engine Optmizationの略で、検索エンジン最適化という意味です。
具体的には、自分のサイトを検索エンジンで上位表示させる取り組みのことをいいまして、SEO対策とも呼ばれています。
本記事ではユーザーの悩みを解決できる良質な記事は検索エンジンに評価されやすいと解説しましたが、これもSEO対策の1つ。
SEOを成功させることは検索エンジンで上位表示を成功させることと同義。ブログを運営するうえでSEOの勉強は必須です。
初心者のうちは勉強のために出費する必要はないので、以下の記事を参考に無料で学びましょう。
SEOの勉強方法に悩むならこのWEBサイトを閲覧せよ!【ブログ初心者向け】
SEOという言葉を最近知ったブログ初心者です。ブログ運営はSEOが重要らしいので、まずは独学で勉強したいな。無料でできるおすすめの勉強方法を教えてください! SEOを学ぶにあたって、そも ...
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ブログ初心者でもできるキーワード選定から記事を書くまでの手順まとめ
まずはキーワード選定に必要なツールを揃えておきましょう。
- キーワードプランナー
- ラッコキーワード
- MozBar
- Googleの検索エンジン
- マインドマップ
詳しくはブログのキーワード選定に必要なツール5つをご覧ください。
ツールを使いながら、キーワード選定から競合調査まで以下の7ステップで行います。
キーワード選定から競合調査まで
- ビッグキーワードを決める
- ビッグキーワードの関連キーワードを洗い出す
- ビッグキーワードのDAを調査
- 関連キーワードを保存~書くキーワードを選択
- allintitle:でキーワードの競合調査
- 上位3サイトを調査
- 上位10サイトを調査
ブログ初心者でもできるキーワード選定から競合調査までの手順7ステップを見ながら実践してみましょう。
書くキーワードを決めたら、記事執筆までの下準備をしましょう。
記事執筆までの手順
- 上位にある見出しをまとめる
- 上位にある要素をまとめる
- 記事構成をつくる
- 見出しごとに軽くライティング
- .WordPressにライティング
ブログ初心者でもできる記事を書くまでの手順5ステップを参考にしてみてください。
本記事の内容は以上となります。
今回紹介したキーワード選定の方法は、ネットやSNSで集めた情報をもとに自分なりにアレンジしました。
正直かなり面倒な作業だと思いますし、すべてを参考にしなくてもOKです。
とはいえ、稼いでるブロガーの方は、みんな陰では泥臭い作業をしているはず。
初心者のうちからこういったクセを付けておけば必ず大きな学びになると思うので、ぜひ頑張ってみてほしいです。
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